自分を見つけたい人へ:社会人修士のすすめ2014年10月12日

1.自分を見つけたい人へ
今の仕事、今の会社は自分にあっているのか、このままこの仕事を続けていていいのか、本当の自分の能力はどこにあるのか、前途ある人ほどいろいろ考えて行動しています。
わたしの一つの助言は、いろいろな人に会って話すことです。社内でもしばらく会っていない先輩、同僚や、学生時代の友人、また仕事上で知り合ってその後公私で付き合っていただいている友人、知人など、自分の近くの世界、遠くの世界の方々とのネットワークを駆使してお話しを聞くと、とても落ち着いたり納得したりすることがあります。友人によっては、整体師が背骨をまっすぐにしてくれるごとく、心のゆがみを正してくれる助言をしてくれる人もいます。こうした人は日常一緒にいると息が詰まるタイプかもしれませんが、節目節目で話をしたいものです。
2.自分を高めるためには
もう一つの助言は、自分を高め、能力を引き出すことです(なんかコンサル書になってきてすみません)。
その方法のひとつが、社会人修士または博士課程に入って、勉強し、研究をすることです。
 MOTについていうと、社会人MOTに入学する方の理由はいくつかあります。まず、自分の知識を体系的に学び直し、足りないところや深くすべきことを知ってさらに高みにいくこと。ビジネススクール・MOTに通うかなりの方がこの動機です。
 さらに、自分の新しい可能性を探すこと。すでに企業などで10年以上経験を積み、自分をさらに高みに持って行くにはどうしたらいいか、真剣に考えている人がたくさんおられます。最近は弁理士、弁護士資格を持っていてもそれだけでは十分ではないとのお話を彼らから聞きます。結局ビジネスに役立たなければ自分もビジネスにならない、そのためには法令を理解しているだけでは難しいとのお話しです。MOTには東工大だけではありませんが現役の弁理士も学んでいます。すでに弁理士などの資格を有している上に新たな研鑽を積むことは容易ではありませんが、本当の自分を見つけるためには有効な方法と言えるでしょう。
 資格という意味で言えば、MOT修士やMBAは日本では海外ほど「資格」としてオールマイティではありませんが、グローバルなビジネスでは十分通用する肩書だと思います。さらに、博士の学位は、世界共通のステータスです。
3.研究とは(企業人・組織人としての研究能力)
 博士課程はもちろんそうですが、東工大MOTは、研究能力の養成を主眼においています。専門職大学院でありながら、専任の教授陣はほぼ全員が学位を持っておりこれは他のMBAやMOTと大きく異なる点です。ここで、研究とは、研究者になるための研究という意味ではありません。企業戦略、ビジネス戦略あるいは政策上の戦略を構築するのに必要な研究能力という意味です。日本企業、組織が極めて弱い能力と言えましょう。詳しくは本学の社会人入学説明会で、藤村修三研究科長がお話しします。次回は10月15日18時半開始です。 

東工大MOT社会人入試説明会